12月19日(月)
この日は久々の東京。朝8時集合!(汗)ってなわけでいつものサンライズ瀬戸(ボクの好きな寝台列車)に乗って前日の夜に出発!
朝の8時ともなると、前日仕事を終えてからでは飛行機の最終便にも間に合わないし、最終の「のぞみ」でも翌朝始発の「のぞみ」に乗っても間に合わないので必然的にそうなっちゃうわけですがっ。
そして舞台は浅草の近く。
足袋屋さんに。
誂えの足袋を作りに。
靴屋なのに何故???
て感じですよね~~~
この夏に、この業界のとある小さな会を退会して、自分なりに、自分がもっと勉強したかった世界を突き詰めていこうと。
その話をしたら2つ返事で
「ムッシー、一緒にやろう」
と返してくれたF先輩。
涙モノでした。
靴屋として、靴を扱う中で、とかく欧米の靴に傾倒、影響を受ける中で、でも日本の「はきもの」の事を自分たちはどれだけ知っているのか、いや全然知らないから、じゃあ日本の事を一から学びなおしたいって事でスタートした日本最小の履き物の会。会とは呼べないかもしれないけど、どこの会よりもきっと1番熱い会(笑)。
先月は広島で「はきもの博物館」の視察。
その時はFさんは急遽足が運べなくなり、H師匠と2人で。
そして今回は3人揃い踏み。
(あ~~H師匠はまだ特にこの会のメンバーというわけではないのですが、2回の開催にどちらも出席、どう考えてもメンバーっすよねっ。「チガ~ウッ」って言われても、同じベクトルの3人、だと勝手に思ってますっ。メンバーでもメンバーでなくても形にこだわりはないからどちらでもいいんですけどねっ。)
日本の「はきもの」、気になるところでは「草履」「雪駄」「草鞋」「足袋」。
(ちなみに皆さん全て読めましたか???)
まずはF先輩が見つけ出して下さった足袋職人のお店に足を運ぶ事に!
日本でも今では3人程度しかいないと言われてる足袋職人のIさん。
今回は足の採寸のみ。
オーダーの場合、半ダース(6足)の注文から受け付けていて、1足目が届くのは翌年の3月ごろ。それを3回履いて、こちらの反応を確認してから残りの5足を作っていかれる。
採寸だけで終わった1日だったけど、靴を作る時の採寸と似ているところも多く、違うところも参考になり、とにかくIさんの目が真剣真剣。
H師匠のさすがはオーソペディックシューマイスターなるするどい質問もまた学ぶ事が多かった。
足袋作りの採寸を経験した中で、靴選び(靴作り)における重要なポイントが実に同じで改めて再確認出来て実り多き1日。
Iさんの職人イズムがこれからも受け継がれていく事を強く願う。
そしてわざわざ足を運んで下さった(長野県の)H師匠、それからI職人に掛け合って下さったF先輩にも感謝!!!
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余談
前日出発の岡山から発車してるサンライズ瀬戸。
予定では翌朝7時過ぎに東京に着く予定でそれだったら浅草まで8時には行けるはず。
でしたがその日の朝、静岡駅で停車してから全く微動だにせず・・・
6時にアナウンスが流れ目が覚める。
「静岡~横浜間で事故が起き、運転開始の目途が立っておりません・・・
お急ぎの方は6時22分発の「こだま」にお乗り換え下さい。」
・・・
(車内にある)浴衣をきたまま一瞬目が点。
シャワーぐらい浴びて行きたかったのに~~~
(サンライズ瀬戸にはシャワーがあるんですっ。)
考えてる暇はなく、気が付けば(時間がないのに)シャワーを浴びてました(苦笑)。
それから部屋に戻って荷物を鷲掴みにかき集め、それを抱きかかえたままなんとか「こだま」に飛び乗ることが出来ましたーー! その時の姿ったら・・・(笑)
少し遅れましたが無事たどり着けて良かったーーーーー!








