2月16日(木)
先月、足に痛みがあってやって来られたH・Nさんの息子さんのT・Nさん。
今までは、ご自身なりに靴や中敷きを色々と試されてこられたようで、でも先月ムッシーで作られた中敷きを入れ替えてからは、全く!足の痛みもなくなったとの事で、今日はそのご報告!?かと思いきや、
「前に来た時に欲しそうにしてた靴があって、うちの息子にどうです(足に合います)か~?」とお父さん。
試しに履いてみられ、バッチリで、お父さんが息子さんに
「他にお前が履いてみたいのはあるかー?」
と聞くと、
迷わず
「これ(今履いてみたの)が欲しいっ!」
で息子さん、満面の笑み。
でもそのあとお父さんに、背中を丸めながら照れ臭そうに
「ありがとうございますっ!」
と、頭を下げてて。
イイ親子ですね~~~~~
お父さんもいつも店をご利用してくれててよく知ってるんだけど、今日はなんだかとても嬉しそうな顔してました~~~~~!
「カカト踏んで履くなよっ!」
って、ボクの代わりに言ってくれてたお父さん。
2月14日(火)
とある作家、Oさんとの会話の中で。
「仕事柄、『立派』っていう家は沢山見てきたけど、『素敵』っていう家は本当に少なくて、今まで見た中では彼女(一緒に来られてたNさん)の家だけよっ!」
靴もそうなんですよね~~~立派な見栄えのお金のかかってる靴よりも、その人に合った、素朴でも、「素敵」な靴が1番。
「何を履く」かじゃなく「どう履くか」。
移転先の新店舗も、Oさんに「素敵」と言ってもらえるかどうか分からないけど、自分の理想目指して頑張りますっ!
2月10日(金)
新しい靴を検討されるため、久々やって来られた(山口市の)Kさん。
でも今日の会話のほとんどは、
Kさんの新居の予定話に(笑)。
なにやらご実家の古民家の改築を検討されてて色々と(なぜかボクになんですが)相談を、となると、ボクの移転先も古民家なのでそんな話に花が咲き、気が付けば1時間経ち。(笑)
「数件の工務店に見積もりをしてもらったところ、(自分としては)昔ながらの伝統工法でお願いしたかったんだけど、どこの工務店もセメントやネジを使った現代工法しか勧めてもらえずに~~~」と悩んでた様子。
よく分かります!そうなんですよね~~確かに昔の家作りに今のやり方をミックスさせると元々の良い建物に無理が出たりして、、、
靴も一緒で、良い靴を修理する時には良い材料が欠かせないのは確か!靴底だって、おんなじ黒いゴムでも品質(価格)は色々なんです。
とまとめて?!みました!
Kさん、また新しいお靴をご覧に!!待ってます!!!
2月5日(日)
某ホテルの社長との話の中で、
「お客様が来られたら、足元をまず見る。
洋服とか時計とかより真っ先に靴を見るんだよね~~、それでお互いの対応が全然変わってくるから。」
以前、違う業種の大企業の社長も同じことを言ってました。
「履いてる靴で、何が欲しいのか(そのお客様の予算が)分かってくる。」
と。
足元、本当に大事です、見てないようで人は見てるんですよねっ。
「良い靴」を履く事も大事ですが、「どう履くか」、ここも大事。
2月3日(金)
経験
12年以上(仕事の中で)靴の修理をしてきたけど、修理の技術、イロハを知ってても出来ない修理があるんです。
3年ほど前(自分で)靴を作った時に、靴底をアッパー(本体)に付ける方法として手縫いでやった事があって(それもかなり特殊な縫い方で)、大変だったのを覚えてるけど、その技術が今回も役に立った!
(そういえば去年もH師匠のところで手縫いで靴を作ってました。。。)
手仕事は、機械より遅いけど、没頭できる時間。
やっぱり楽しい。
これからも沢山の経験を積み重ねますっ!
ちなみにこの修理、手縫いですが、ただのナミ縫いではありません!ナミ縫いだと1ヶ所が解れたら全部解けていってしまいますからねっ。