12月7日(木)
靴の選び方って、本当に人それぞれ。
足に合う靴を1番に考える人、デザインを重視される人、使用用途に応じてチョイスする人、、、などなど。
時々、ん~、、、年に何人かの人は、普段着ている洋服を持ち込んで、(服に)合わせやすい靴を検討される方も。
昨日、ブーツを探しに来られた山口市のM・Oさんも。
去年も(ブーツを)探しに来られたんだけど、なかなかしっくりくるものがなかったようで、、、で、今年も久々に「ムッシー」へ。
(いつも思うんだけど、「ムッシー」で気に入った靴がなかったら他の店で探されるかと思いきや、浮気?!されずに1年でも2年でも待つぞ~って感じでまた足を運んでくださる方は多く、本当にありがたい。)
今日は、普段着ている洋服をおっきな紙袋に突っ込み再来店!
そんな風に、手持ちの服を体に当てながら、靴を選ばれている姿ってどこか微笑ましく思える。
ボクが真っ先に、「Oさんにはこの靴!」と勧めたブーツをベースに、というかそのブーツに洋服を色々と当ててみる。
そんなに頻繁に足を運ばれてるわけではないんだけど(1年に1度立ち寄られるかどうかってところ)、いつも気さくに話しかけてくれる。多分年齢もボクと同じぐらいで、溜め口で話かけられるんだけど馴れ馴れしい感じはなく、全然嫌な感じはしない。
そんなOさんの言葉に返すボクの返事は、溜め口というわけでもなく、、、だからといって改まった敬語でもなく、、、中途半端な日本語を喋っている(笑)。
昨日の帰り際に言われた
「来て良かった」
って言葉が今でも頭に焼きついている。Oさんにとっての「ムッシー」の存在を感じる一言に思えた。
すっかり寒くなった山口の冬を「ムッシー」のブーツで楽しく駆け抜けてくださいね!
12月3日(日)
年末も押し迫り、クリスマスのイベントや、年末の売出しとかで街もザワザワしてきた今日この頃。
どこのお店も年末に向けて慌ただしくなる。
そんなこととは裏腹に、年間通してイベントというものがず~っとない「ムッシー」は、いつもと変わらない時が流れる。なにかイベントでもしたらいいんだろうけど、ボクの性格上、なかなか難有り!ってとこかな。
だから来店される方(の数)は年間通して、平日も日曜もあまり大きな差がない。
おととい、山陽小野田市のH・Mさんと、リンゴの話に始まって(サッカーの)ロナウジーニョ、オペラ歌手、薬、学校教育、、、、なんだか「ムッシー」とは無関係のような話ばかり。だけど話が盛り上がって、19時(閉店時間)を回っても時を忘れて話してた。
昨日は、山口市のY・Yさんと、夢の話、趣味の話、茶道、華道、スキューバの話などなど。ここでふと思い出したのが「ライセンスカード紛失」。意外に思われるかもしれないけどボクは何故かスキューバのライセンスを持っている。でもそれを証明するカード(車でいう免許証)がどこかへ。ま、今は別に海に潜る時がないからいいんだけど。
今日は山口市のY・Wさん。食べ物屋、居酒屋、そんなプライベートの話を、、、。
ここ最近、たまたまなんだけど、お客様とゆっくり色んな話を交わすことが出来、胸の奥が温かくなっていくのを実感する。
時代は今、常に効率化を図る企業ばかりで、物を販売するのも接客や時間のかからないインターネットによるショッピングが着実に増えつつある。
だけど会話のない商品の流通って、どこか寂しいし、商品にもお店にも愛着は湧かないような気がする。
紅葉の季節もすっかり終わって裸になった木が目に付くようになってきた。
本当に冬らしくなった肌寒い毎日だけど、「ムッシー」(の中)では、常に話に花を咲かせてたい。
11月30日(木)
都心では色々と至るところでよく見かけるフリーペーパー。山口ではこれまでなかったんだけど、先月末(11月号)からお目見えを。
今年はほとんど広告に店(ムッシー)を紹介することがなかったんだけど(今年といわず毎年のことなのかも、、、)、先月下関からわざわざ広告の営業で2人の方がやって来られ、今年最後の広告を掲載していただくことに。
その名も「もってけ」。
フリーペーパーそのものはほとんどのお店がクーポン券をつけて読者に得をしてもらおうといった趣向が強い。だからボクの店がここに載るのはどうかなあって思ったし、見られた方も(ムッシーを知っている人は)なんでここに?と思った方、なかにはいると思う。
ボク自身この「もってけ」に掲載されることによって正直大きなメリットがあるとは思っていない。だってクーポン券がないわけだから。(まあメリットを求めて広告を載せようとはいつも思ってないんだけど。)
ではなぜ掲載を?
答えは、営業に来られた二人の気持ちがとてもよく伝わってきたから。
もともとは下関方面で配布されていたフリーペーパー。読者からの意見で「山口方面の情報を載せて欲しい。」といった要望がとても強かったようで、「11月号から山口のお店を載せていきたいのでご協力を~!」ということだったんだけど、山口を(営業で)回られるのは今回初めてということでどうしていったらいいのか不安な面持ちを感じ、そのなかにも懸命に頑張ろうとされている姿があった。その時ボクは自分がお店を始めた頃のことをふと思い出した。初めてすることは誰だって不安だから。
下関方面のかたも含め1人でも多くの人にムッシーの存在を知って欲しいという思いもあるけど今回の広告掲載(来年の2月号まで)は、1番は2人の力になってあげたいという思いで頑張りました~!
忘れかけていた「原点回帰」を思い出させてくださったエディターのKさん、それからWさん、なかなかお会いできませんが遠くから応援しております!もちろん主任のEさんも!
「ムッシー」はクーポンをやっぱりつけてませんが、このコラムを見られた方、「もってけ」を是非フルにご活用くださいね!スーパーやコンビニ等においてます!(フリーペーパーなのでもちろん無料。)
というわけでみんな「もってけ!!!」
11月27日(月)
入荷してくる靴。
そしてそれを包む靴箱。
当店で扱っている靴の箱は、全体的にかなり簡素。靴の価格に対しても、なんとなく釣り合わないかな~って思ってみたりもする。だから届いたばかりの靴でも箱は変形してたりつぶれてたりということはよくある。
だけどそんなところにはお金をかけずに中身で勝負だ~っ!って感じるところもある。
用は無事に(ヨーロッパから)届いてくれたらそれで別にOK。(と、ボクは思ってる。)
そして中身(靴)に問題がなければ(箱がつぶれてても)「全然大丈夫。」と言ってくださる方が多いから助かる。
本当にたま~に、靴箱のことを指摘されることもあるけど、箱が多少つぶれていても、靴にダメージがなければ靴箱としての役目はそれで十分果たされているわけで今後はご理解を~!
国産の靴の靴箱は価格に関わらず立派なものが多い。国内だから箱が潰れるってこともないわけだけど。
海外のメジャーなブランド物の靴箱もそうだけど。
靴箱の質を上げることよりも、靴の質の向上を常に考えるメーカーが、増えるといいな~、、、
11月24日(金)
見て見ぬふり、、、(笑)
ずっと気になりつつも、なかなか掃除できず。
店の上に着いているテント(屋根)。
すぐ手に届く所なら掃除もしやすいんだけど、高さもあるからいつも(掃除をするときには)気合いがいる。
昨日は(店は)休みだったんだけど、気合いを入れて掃除出勤?!
店(靴屋)を始める時にテントの素材(の選択)は迷った。普通よくあるビニールのものだと手入れは楽、というかほとんど何もする必要がない。だけど、やっぱり味気ない。手入れが面倒なことは分かりつつも素材は「綿」に。
この決断が良かったのかどうかは未だに疑問。「綿」だと、時が経つにつれて、雨水によるコケが付く。だから掃除の時にはデッキブラシ(いわゆる棒ズリ)で、ゴシゴシとしなければならない。
で、掃除をするときになって気付いたこと。
棒ズリでテントを洗うときに水をかけるわけなんだけど、店の中に唯一ある水道の蛇口の先にホースをつけることが出来ない。というのも蛇口の先の形状がホースをつける事が出来ない形だから、、、
ショック!(ハウスメーカーもそこまでは考えてくれてないんだろうなあ、、、仕方ないか、、、)
だからバケツに水を汲み、軽トラを店の前に止めて、(軽トラの)荷台から屋根にハシゴを渡してそれに登り、水をかけては棒ズリでこすってはまた水をかけるの繰り返し。
かなり大変なわけです。そんなわけでついつい見て見ぬふり、、、(ビニールが良かったのかなあ、、、)
とはいっても、手がかかるんだけど、「綿」という自然の風合いはやっぱり捨てがたい。
手入れが面倒なんだけど、テントとはいえその分愛着が湧く。
久々に綺麗になった。
見ても気持ちいい。
コラムにこんなことを書いてしまうと、店に来られる方もテントを意識して見られるかもしれないからこれからはあんまり(掃除に)手を抜けなくなるなあと思いつつ、、、
年々色あせていくテント(屋根)にも、色々な思いが巡っている。
今度は(テントに)穴が開いているところの補修だあ~っ!