9月24日(日)
先日の研修で、再考する一言を聞けて良かったというかホッとした。
同じことを思っているお医者さんもいたんだなあって。
「大人はどんな靴を履いても自由だし、外反母趾などで足が痛くなって困っても自分の責任。だけど子供(の靴)は違う。なによりも足に合った靴がとても重要だ。」
いつもボクも子供の靴の販売の時には足の大切さを分かってもらおうと、限られた時間の中、自分の思いは精一杯伝えているつもり。足の変形や痛みは、やがて大人になった時に、膝や腰や脊椎など、全身にに大きな影響を与えていく。
病院の先生たちは、日々足の疾患の診察や治療に当たるに際して、どんな風に感じていたのか気になってたことでもあった。
やっぱり自分が感じていたことと何ら変わりはなかった。
足は日常生活の中では常に隠れていることが多く、なかなか異変に気付きにくい。子供の足は圧などの痛みには非常に鈍く、「痛い」と感じている時には時すでに遅し!ということはよくある。だからいつも「サイズ計測だけは定期的に!」と、口が酸っぱくなるくらい言い続けている。子供の足が痛くなって変形していっても、ボクが辛いわけではないし、お父さんお母さんが辛いわけでもない。
どんな足であれ、一生それを(みんな)背負っていく。
虫歯なら多くの人は経験があると思うけど、治療して完治しても、真っ白な歯には戻らない。足も一緒だ。
この研修でお話をしてくださったI先生は、東京の某病院の整形外科部長を長年勤め、「日本足の外科学会」や「日本靴医学会」の会長も務めて来られた方。
数多くの足に問題を抱える人と接してこられた方だけに、その言葉はとても重く圧し掛かる。
足に悩みを抱える人は日本でも6割以上と言われている。
足に悩みを抱える人が増え続ける中、悩まない人が増えることを常に願う。
9月23日(土)
3日間の研修。
靴屋が勉強に行って、どんなことを学んでるのか気になる人もいるかも?!
金儲けのためのノウハウを学びに行くことでないのは確か!(笑)
今回はまず、人間工学から。人の歩行について、裸足と靴を履いた時の違いを、足底圧をスキャンする機械を使って分析し、考察。
それから、整形外科医の講義で、足の疾患や変形の現状と、そこに関わっていく靴屋としての在り方の話。
靴のパッキングワーク、つまり既製の靴でも、よりお客様の足に合わせた補正の仕方。
靴が出来る時に土台となる、靴型の話。
靴に使われている「革」の話。
、、、などなど。
今までにも色々なセミナーを受講しているので重複する部分もあったけど、人(講師の方)が違うと、また違った話も聞けて、本当に充実した時を過ごすことができた。
いずれにせよ、「靴」と「健康」は、切り離すことが出来ないとても大事なこと。「ムッシー」に足を運ばれる方の健康を守り維持していくためにも「学ぶ」ことは欠かせない。
ちょっと真面目な話になったけど、要はボクがただ単に靴が好きでそれが実は全てなんだろうけど(笑)!
9月19日(火)
今日の最終便で、東京へ~。
なので今日は18時まで店にいます。明日の朝一から研修で、22日(金)までお休みを。
「靴屋でも研修とかあるの?」って時々聞かれるんだけど、もちろんどんな業界でもそういったものはあるだろうし、学ぶことは常にというか幾つになっても必要!なので旅行で休むわけじゃないのでくれぐれも誤解のないように~!
今年は多分これが(臨時休業としては)最後と思う。というわけで、皆様、ご理解の程を!
9月18日(月)
昨日の台風、皆さん、大丈夫でしたでしょうか?
山口県は最近、強烈な台風の通り道に成りつつあるような気がしてならないんだけど、、、皆様御家族が無事であったことを強く願ってます。
ボク自身は、無事生きているだけで、本当に本当に感謝ですね。
昨日、話の流れで、「ムッシーがなくなったら本当に困る。」と、東広島市のA・Yさんからそんな温かい言葉を頂いた。
台風は、あの窓ガラスを突き破らんとする強烈な風の音が、とにかく苦手。
だけど、台風なんかでびびってなんかいられない。
もっともっと強い自分でいたいなあと考えさせられる1日だった。
「人」って、いつどこでどうなるかは分からないけど、命がある限り、これからも「ムッシー」のベストを尽くしていきますからね!
一緒に付き添ってくださったM・Mさんも、これからも末永くヨロシクね!
9月14日(木)
こだわるのは大人だけではない。
もちろん子供も。
子供だから、履き心地などのフィット感やデザインというわけではなく、「色」。
子供なりに年を重ねていくと、そういった思いはますます強くなる。
1年ぐらい前からずっと言い続けてた。
「緑の靴が欲しい。」と。
ボクが「何色の靴が好き?」と聞いたら、すかさず「緑」って言っていた。
緑色の靴ってある時は作ってたりするんだけど、探している時に限ってなかなか見つからない、、色があったとしても、その人の足に合うものとは限らないし。
そしてやっとこの秋、Kちゃんのために入荷してきた緑のRICOSTAの靴が。やって来るなり、やっぱり真っ先に目に止まってた。色違いのピンクは眼中になかった。
女の子だからって、必ずしもピンクや赤の靴が好き、というわけではないけど、緑が好きっていうのはちょっと個性的。Kちゃんは幼稚園時代もピンクや赤の靴は避けていた。不思議な感性の持ち主!
こだわれば、それは大人であれ子供であれついつい付き合ってしまいたくなる。
ちなみに次に欲しい靴の色は、青色とのことだった。(ボクの中ではやっぱりといった感じだった。)
店を始めた頃からずっと「ムッシー」1本の(山口市の)S・Fさん御家族、これからもご期待に添え続けるよう頑張りますからっ!
いつも本当にありがとう。