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9月8日(木)

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 今年もまた強烈な台風がやってきた。山口に関していえば去年よりはマシだったけど、思い出しただけでもゾッとする。世の中で1番苦手なものは、ボクはなんといっても台風だ。「地震、雷、火事、オヤジ」って言葉は昔よく使われてた気がするんだけど、今は完全に死語同然。悲しいけど今の世の中怖いものは「地震、雷、テロ、台風」って感じがする。
 でもそんな災害時、危険から身を守ってくれるのはやっぱりトレッキングシューズだなあ。ここぞという時に頼りになる。ハイキングや登山をする時に役立つだけじゃない。(写真は登山の際にボクが愛用してる登山靴なんだけど。)
 靴の機能は大きく分けると2つある。1つは裸足で歩くよりも負担を軽減してくれること、もう一つは足を保護してくれる(守ってくれる)こと。普段はGanterやThinkといったいわゆる健康靴を履いてるわけだけど、災害時やどんな悪天候の中でも長時間酷使に耐えれる靴は1つあると安心だ。オヤジよりも頼りになると思う(笑)!

9月6日(火)

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ムッシーで扱ってる子供靴、確かに世間一般的には値段の高い部類に入る。
 扱ってるのはヨーロッパで日常愛用されている子供靴のメーカー。ボクとしては、子供にとって必要最低限の機能を持った靴を集めた結果。高い靴を売りたいわけじゃない。
 でも価格というのは正直、手間で決まるということをヨーロッパの靴はしみじみ感じる。23センチの靴より12センチの靴のほうが高い事だってよくある。
 日本の多くの靴は子供靴に限らず(同ブランドの中で)小さいサイズが大きいサイズより値段が高いってことはまずない。そしてサンダルより靴、靴よりブーツといった感じで値段も規則正しく上がっていく。かなり不思議なことだと思う。ブーツより作るのに手間の掛かるサンダルだって当然あるはず。
 当たり前に考えても、大人の靴と子供の靴の価格の差は本来あまりないはず。もしあるとしたら、それだけいろんな所で手を抜かないといけない。

 親の子供靴に対する意識の高さはボクが小さい頃に比べると、よっぽどマシだ。でもいまだに布や合皮(合成皮革)の靴が蔓延り絶えないのはなぜ?!日本人は天然素材(革)が嫌いなのかなあ、、、。ヨーロッパより明らかに湿度も高く、蒸れ易いと思うんだけど。日本のほとんどのメーカーが、革を避けるのは本当に不思議。やっぱり値段かっ。

8月28日(日)

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 (学生にとっての)夏休みも、そろそろ終わりに近づいてきた。ボクが二十歳の頃といったら、、、高校を卒業した後、大阪にある服飾関係の専門学校に通っていた。夏休みは山口に帰省するものの、実家に帰ることはほとんどなく、友達と遊ぶことに夢中だった。実家に帰って寝る(泊まる)ことはなかったなあ。
 大阪に住んでいる時は、もちろん靴が好きだったので、心斎橋や京都の河原町、神戸の三ノ宮など、いろんな靴屋をひたすら歩き回っていた。だから山口に帰って靴屋に足を運ぶなんてことはなかった。その当時は、流行に情報に振り回されっぱなしだったような気がする。それだけに京都府のM・Nさんが、帰省の際に立ち寄ってもらえることは本当に嬉しい!京都だったらお洒落な靴屋って沢山あるから。
 これからもM・Nさんにとって、そしていつもお店に立ち寄ってくださる方たちにとって魅力のある靴屋であり続けたい!
 ムッシーが、流行に振り回されないように。
 浮気!?(笑)をせずに足を運んでくださり今日も本当にありがとう!

8月20日(土)

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 お客様が帰られるときに時々こんな言葉を耳にする。「お店がこんなところにあるのは全然気がつかなかった。」
 確かに車で店の前を通っても目に付きにくい。建物自体は道路に面しているけど、店の前の駐車スペースで少し奥まった感じがあるので分かりづらいのかもしれない。
 郊外にひっそりポツリと靴屋がある。
 でもあえて街外れにお店を構えることを決めた。最初はどうなる事やらって感じだったけど、今ではこの場所にお店をもてた事に悔いはないし、案外気に入っている。来てくださった方にはゆっくり靴を選ぶ時間を掛けて欲しいから。
 だからムッシーに立ち寄られる方は、購入の有無に関係なく、しっかりとした目的意識をもって、お店に足を運んでくださる方がほとんど。それはとても大切なことだと思う。だけど特に用があるわけでもなく、通りすがりに寄ってみただけ、とお顔を覘かせて元気な姿を見せてくださる方も案外多い(それはそれで本当にありがたいこと!)。

 自分で言うのもなんだけど、外から見たとき日中は特にだけど、お店が開いてるのか閉まってるのか分かり辛い!照明が暗いからだろう。明るい店内が嫌いだから、っていうわけではない。あくまでも靴のことを考えて。強い照明は革に与えるダメージが大きい。特に自然の染料を使った革になると。お店は薄暗いけど、ムッシーはいつも温かく、皆様をお待ちしていますよっ!

8月13日(土)

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 みんな値段には敏感。高くても安くても気になるもの。
 ムッシーで扱っている子供靴、ヨーロッパで日常履かれている子供靴。市販されている子供靴からすれば決してお手頃とはいえないかもしれない。じゃあ何でそんな値段なの?と思っている人は沢山いるはず。
 子供靴に限らず大人の靴も一緒、値段は手間で決まる。(ブランドの名前だけで割高なものも世の中には沢山あるけど。)1000円の靴には1000円分の手間、10000円の靴にはそれなりの手間が掛かっている。だから靴であれサンダルであれあまり値段は変わらないはず。でも手間って、靴を見ただけではなかなか分かりづらい。縫製ぐらいだったら、見てもある程度は分かるけど。大事なのはその靴を作る際の製造工程。
 例えば、ムッシーでも開店当初からずっと扱い続けているドイツのRICOSTA。
 ヨーロッパで最初に靴メーカーとして、ISO 14001の環境保護認定を受けた。人間や環境を害するものは使わない。牛の「皮」を「革」にする工程において、有害ななめしや染めは一切ない。アレルギーの原因になるニッケルも。ホルムアルデヒドなど、ガンを引き起こすとされる成分も未使用。そして靴底、いわゆるアウトソール。底材の多く(現在はポリウレタンのものが一般的)はフロンガスを注入することによって形成される。だけどそんなものは当然含まない。
 そんな非効率の靴は、今の世の中、特別な靴に見えるんだろうなあ。ボクからすれば、当たり前の靴の姿だと思う。効率だけが優先して環境のことなんかお構いなしの靴は、ムッシーには馴染まないかもしれない。
 当たり前の靴を、これからも当たり前に取り扱っていきたい。
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