先月、(自分用の)登山靴を作ったから言える事。
このメーカーの完成度の高さに改めて敬服!
アウトドアシューズって基本的にはGORE-TEXやE-VENT等の防水
等質素材を使ったものが大半を占める中、アッパーもインナーも全て本革を使用
した今どき珍しい靴。
外見とは違ってタウンユースにももってこい。ハイカットではないけど甲の所
で足もしっかり止まり、下り坂でも足が前滑りしない。
ヒールカウンター(かかとまわり)も頑強で、何年履いても崩れない感じで足
を守ってくれる。
発売当初からボク自身愛用してる1足。
(7月25日)
ヌバック素材って日本では秋冬物のイメージだけど、ヨーロッパでは普通に年間通して愛用されてる。通常のツルッとした革に比べても最初から足馴染みが早いし気持ちいい。
(みんながみんなというわけじゃないけど)汚れが付くことを気にする日本人は多く、履き心地を大事にするヨーロッパの人と、素材の選択1つとっても随分違ったりする。
とはいえなぜかヌバック素材は手入れが大変っていうイメージがあるけど、ヌバック素材のほうが手入れは全然楽だと思う。
(7月19日)
ヒールカウンター(かかとまわり)がしっかりガッチリしているのが良い靴のセオリー的なところがあるけど、それよりもどれだけかかとまわりに靴がフィットするか、沿っているか。
がとても大事。
こんなヘロヘロの(かかとまわりの)頼りない靴でも履けば良さが伝わってくる。
それにしてもこの履き心地、
ラスト(木型)がどうこうっていうよりも、革の選択から裁ち方、接ぎ方とその接ぐ場所、角度に加え、デザインとのバランスが絶妙なのはさすが!
履けばしっかり頼りがいのある靴になってしまう。
(ちなみにこの2足は紳士靴!)
(7月10日)
ヨーロッパの子供靴メーカーも近年、大手スポーツシューズメーカーの波に押され、デザインも一部にそうした動きがある。見た感じどこのメーカーのものかも区別つかないものとか、大人の靴の縮小版的なものまで。。。
昔ながらのこういうデザインがこれからも残り続けて欲しいもの。
見ている大人も履いてる子供自身も気持ちが明るくなれる。
子供が履いて子供らしい靴。
子供の時にしか履けない靴。
(7月7日)
デザインがシンプルであればあるほど写真を撮る時に悩ませられる。
靴とにらめっこを続けてどれだ経っただろう。こんな事をしてる場合じゃないのに。
それでも撮っておきたかったこの2色の靴。
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