1月5日(火)
「たまたま出かけた先で同じ(メーカーの)靴を扱ってるお店があったから買って帰ろうかと思ったけど、(買う寸前で)やめた(笑)。」
県内か県外のお店かは知らないけれど、(あえて聞かなかったけど)そしてなぜ買われるのを躊躇したのかは分からないけど当店で買うことを選んで下さった。
もしそのお店で靴を買われてたら会えなかった出会い。
(山口市の)Y・Tさんが当店を選んで下さったこと。
今日、閉店後、お客様に靴の件で電話を。
(ボクが)電話を切る間際、
「今日もお疲れ様でしたっ!」
と、優しい言葉を何気なくかけて下さった(山口市の)K・Aさん。
その距離感、ほんとに凄い。(商売をされてる方なら分かっていただけると思う。)
年始、沢山のありがたい年賀状を頂いた。
そして新年改めて思う。
自分の信じる道をこれからも歩いていこうと。
ムッシーのお客様と共に。
たとえすぐそばに(ムッシーと同じような)靴屋が出来ても、ムッシーよりとんでもなく大きな靴屋が出来たとしても、
そういうことって案外気にならないのかもしれない。
どんなお店よりも最高のお客様がムッシーには沢山いてくださってるから。
12月30日(水)
今年1年を振り返って。
お陰さまで
今年も本当に幸せだったと言い切れる1年でしたっ!
建て前ではなくもちろん素直~な気持ち。
辛い別れもあったけど、負けないぐらいに沢山の嬉しい出会いもあったこの1年。
そして別れも出会いも同じように、沢山の想いを頂いた。
ボクが好きな本の中で出てくる1文。
ちょっとご紹介。
結婚式場を、新郎新婦の立場から見たものではなく、第3者から見たネタだったんだけどこんな内容。
「人々の多くはセレモニーを必要とし、それに伴うある種の感動を求めている。多くの人々にとって結婚式というのはそういうものだからだ。しかし彼らが求めているのは本物の感動ではない。彼らが求めているのは始めがあってまん中があって終わりがあって、適度にその機能を果たしてくれる把握可能な感動なのだ。」
今の世の中も見渡すとそういう事ばかりでちょっと残念。。。
ボクはグルメ本に出てるレストランでご飯を食べたいとは思わない。
ガイドブックに乗ってる旅の手順になんて興味ないし乗りたくもないっ。
もっと本当の感動を感じたい。
大きなものでなくて充分だから、ささやかな感動を。
だから行き当たりバッタリがやっぱり好き。
そしてお店にはそんな感動をいつも誰かが運んで下さる。
日々なにが起こるか分からないから生きてる事が楽しいと思う。
今もこうしてメールを書いてたら、ご夫婦で足を運んで下さる(防府市の)Yさんからビックリの連絡あり!
「予定より早く無事2332グラムの女の子が産まれました。母子共に元気いっぱいです。」
思わず目がウルウル・・・(←ムッシー情けな~っ!年とったな~。。。)
ということで?!来年も沢山の出会いを、そして把握不可能な感動を楽しみに!!!
Yさんご夫婦、おめでた話はまた次回ゆっくり聞かせてもらいますが、
まずはゆっくりお休みを~~~
本当におめでとう!!!
世知辛いこのご時勢、せめてボクのサイトは来年もハッピーに行きますねっ!!!
そして皆さまに沢山の光が浴びる2010年になりますように~っ!!!!!
12月26日(土)
仕事用の靴。
1番長く足を入れている。
「だから快適なものを選びたい。」
病院で勤務されてる方だと、支給されてるか指定の中から選ぶといったケースも多いようだけど、ムッシーが出来た時からずっと仕事用の靴も含めてプライベート用の靴も選んで下さってる(阿武郡の)Oさん。
2年に1足は仕事靴を完全に履き潰す。お仕事もかなりハードな様子。
だから今回は白靴4代目。
一般的なナースシューズと比べても決してお手頃じゃないけど、
Oさんはいつも言う。
「私はこれ(この靴)で稼いでるんだから。」
そう言えるOさんは、(あと数年で定年ということだったけど)いくつになられてもカッコいい。
たとえ短命であっても、フルに履いて貰える事がボクにとっても靴にとっても嬉しい事ですねっ!!!
12月25日(金)
紅葉・京都の旅便り。
靴を購入されてからのその後の様子を、色んな形で沢山の方が伝えてくださる。
靴を買って頂ける事は嬉しい。
けどその後の様子を聞ける事はもっと嬉しかったりもする。
メールだったり電話だったり手紙やハガキだったりと。
以前のコラムにも書いた、旅先で撮った写真のアルバムを持って来て見せて下さったのも凄く嬉しかった。
今回手紙を送って下さった(宇部市の)K・Kさんは、旅先のご家族の写真を添えて!
最初にお会いした時と比べると、お母さんのAさんも随分活き活きとされてる姿が印象的だった。そして子供さんも凄くよく歩かれていた様子。
当店に足を運ばれたきっかけはAさんのご病気だった。
病気になっていいことはないかもしれないけど、全くないとは思わない。
「その事がきっかけで改めて日々の何気ない当たり前の生活や旅行といった、普通に歩ける事の大切さに感謝できた。」というKさん、素晴らしいっ!!
病気がきっかけで、初めて気付く事も沢山あると思う。
今ではすっかりKさん親子もムッシーの靴をご愛用!
「旅行中、靴とムッシー(さん)を思いながら過ごした2日間」そんな温かい言葉も添えて送って下さったお土産の手拭い。
1年の季節の流れが描かれた生地に馴染む色合いの絵柄。
Kさん、大切に使わせていただきますねっ!!!
お返事(の手紙)、遅くなりましたが今日届くはず!
12月20日(日)
語らなくとも感じるもの。
(山口市の)T・Iさん、いつも沢山喋るほうではない方。
自分が喋り過ぎてるからそう感じるのだろうか?・・・(苦笑)
いやいやそんな事はない。(←と自分に言い聞かせてますっ・苦)
先日足を運んで下さった時にはたまたま他のお客様の来店が重なり、悩んでたブーツも「改めてまた見に来ます!」
との事で帰って行かれた。
T・Iさん的な「ムッシーでの靴との向き合い方」。
たとえ他のお客さんがいてゆっくり靴選びが出来なくっても、
足に合った靴の種類が本当に限りなく限定されていても、
必ず足を運んで下さる。
この信頼関係。
年に1、2回お顔を合わせるかどうかって感じの関係というか、お客様だけれど、T・Iさんの、少ない口数からも、お店に対する強い思いをその行動からいつも感じる。
冷たい風が吹き荒ぶ中、いつも自転車で足を運んで下さり本当に感激モノですっ!!!
余談
なんとなくその事に通ずるところが。
それは最近読んだお気に入りの本で、約200年前の2人のインディアンの記録を綴った話。
その本を読むと、文章の表現がもの凄くストレートで、体験と言葉の距離が短いが故に感じる強い印象。
T・Iさんからはいつもそんな想いを感じます!!
(追伸)
が、書いてる内容が意味不明だったらすみませんっ(汗)!