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11月29日(木)

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 オランダで目にしたもの。

 この写真、病院じゃないですよ~っ!
 でも日本の病院でこんな感じの診察室ってまずないかも。見たことないですよね~?!右の黒い椅子に足を診る医師や、店のスタッフが座り、左の椅子に患者(お客)さん。
 「足」が診やすいような設計。

 そして、これも前回の写真に続き同じ建物の中!
 そう、「靴屋」です。。。!!!

 ヨーロッパでは、「オーソペディックシューマイスター」という、整形靴を作る職人が存在し、国家資格を有している。でもって、靴屋にもそういった方たちが多数存在、常勤し、病院との連携をとりながら靴を提案するといったスタイルが国民にも浸透している。
 日々の生活において、「靴」というものがいかに大切で重要か、そういった意識が日本とは全く異なっている。

 このお店、もともとは普通の「靴屋さん」だったとか!とはいえ今、ヨーロッパではこのお店を手本にしている靴屋が多いとか。(日本でもほんの一部、先行く靴屋のあいだではそうらしい!)

 靴売り場も見させてもらった。
 取り扱っている商品は、種類の量は違うけれど「ムッシー」とほぼ同じだった。

 自分の店と同じような商品構成だから、ボクとしては驚かなかったんだけど、でも改めて考えると、で、客観的に見ると、驚きっ!

 普通に「登山靴」があった。

 日本で「登山靴」を扱っているお店。
 登山用品を売っているところぐらい。

 でもヨーロッパでは全然そんなことはない。

 考えてみれば、登山ほど歩く時間が長い遊び(スポーツ?!)はないと思うし、ちゃんとフィッティングが出来る靴屋が扱うのは当然だと思う。(当店でも扱っている「LOWA&Hanwag」もあった。ちなみに「LOWA&Hanwag」を扱っている「靴屋」、ローバーの代理店いわく、国内では「ムッシー」だけですっ!)
  
 登山靴は、登山用品の中の「一部」じゃない。
 登山を楽しむ為にも1番大切な道具だ。

 登山靴に限らず、「靴屋」として、日本の靴屋がもっともっと取り組まなければいけない事を沢山学んだ1日でしたっ!

11月27日(火)

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 朝早くから、電話が!
 真っ先に周南市のA・Sさんからだった。

 「(ラジオ)今、聴いたよっ。出てたからビックリっ!」

 そう、先月依頼を受け、今日から金曜までの4日間、ラジオに出ておりますっ。
 今までにも2回出演させてもらったことがあるんだけど、これが案外楽しいんですよ~っ。

 簡単な打ち合わせは事前にあるけど「流れ」としては、電話がラジオ局からかかって来て、電話を通してのやりとりが家庭のラジオに流れる。もちろんスタジオで収録してからっていうのも以前経験させてもらったことがある。こっちはこっちで楽しい。
 電話のやりとりだけだと、普通に喋る感覚とほとんど変わらないので気も楽。

 それにしても、ラジオに何度か出てみたものの、ラジオをきっかけにお店に足を運ばれる方って、本当に少ない~!もちろんそれを期待して出演をしてるわけではなく、たまたま耳にされた方がこれを機に、足への関心をそれぞれに持ってもらえたら、それだけで充分!

 今まで3度はこのコラムに登場されてるA・Sさんからまさか朝からお電話をいただけるとは思ってもなかったので、それだけでも凄く嬉しかったしラジオ局のみなさまに感謝でしたっ!!

 その後も、今日たまたま寄られた防府市のH・Iさんが、聞かれてたとの事。
 で、宇部市のMさんも、「朝、店の前を通ったら店がまだ閉まってたので。」と、わざわざお仕事帰りにラジオを聴かれたことをご報告に~。

 また明日からも、しっかり「思い」を伝えていきますね~!
 普段ラジオを聴かれない方も、たまにはいいですよ~っ!テレビとは違った良さ!
 というわけで今週は早朝出勤が続きます!
 ラジオ編集部のTさんをはじめ関係者の皆様、明日からも宜しくですっ!


 最近コラムがずっとヨーロッパネタだったので、たまにはお店ネタもっ。
 でも写真のほうはヨーロッパの続き~!
 今回の写真は、オランダのドデカイ工房の職人たちですっ!

11月24日(土)

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 前回の写真、答えを引き伸ばすつもりは全然なかったのですが、更新が遅くなり失礼致しました~っ!

 で、あの建物、観光名所とか、有名な建築物とかではなく、取引先のメーカー本社!そう、会社ですね~っ。

 ヨーロッパでは時々同じような建物を見かける。だから特別目立つ!とか、変わってるって感じじゃあなかったんだけど、でも「会社っ!」ってなると、ちょっと、イヤイヤかなりびっくり~っ!

 それで外観からはまた全然想像も出来ないような中身っ!
 この写真ももちろん前回の写真の建物の中の1部で、バイヤー(買い付け担当の方)が集まるスペースルーム。
 モダンで大胆、そして斬新な空間。色使いも綺麗。

 この建物、部屋ごとにコンセプトがあるかのごとく、インテリアも全く異なる。
 床や壁の色や素材、照明器具、什器、空間の光の取り込み具合などあらゆる面で。

 働く職場も、仕事に没頭出来る環境をしっかりと作ってる。

 「本物の靴」を作るのは、人の腕、技術、設備も大事なんだけど、やはりそれらを取り巻く環境も凄く重要だなあって思った。
 
 靴に限らず、「最高の環境」から、美しいものが生まれてくるような気がするなあ~。

11月22日(木)

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 ドイツのフットケアの学校を見た後は、オランダへ大移動!
 大移動の連続だったけど。

 そして夜遅くに到着。
 この写真は翌日の朝に撮ったんだけど、さていったい何???

11月21日(水)

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 今日は前回の続きのドイツネタ!

 で、ドイツの奥地?!交通の便も決していいとは言えない所にその学校はあった。
 国内外問わず、日本でも今物凄くフットケアの業界が活発に動いてる。
 そしてこの学校は、「ポドロジー」という総合的かつ医療的な足のフットケアを行えるスペシャリストを育成している学校。
 今ではドイツでもたしか7年前に国家資格としての地位を確立。

 ムッシーにフットケアって、特に必要な分野というかジャンルではないんだけど、靴屋として足に関わっていく中では全くの無縁っていうわけでもないし、とても興味深かったので足を運んだ。

 日本の病院ではまず目にすることもないであろう充実した設備と環境。
 それからシステマチックなカリキュラムに没頭する生徒たちの生き生きとしている姿。

 今回ヨーロッパに行って嬉しかったのが、写真撮影って、日本では案外ダメなケースがあるようなところでも全然問題なく、「どうぞ遠慮なくっ!」ってところばかりでちょっとビックリだった。
 凄く寛大。
 何事も言ってみるもんだ。

 この写真も、研修生が患者さんの足のフットケアを行っているところをすんなりと撮らせてくださった。

 日本のフットケア業界、ヨーロッパとはまだまだ歴然とした差があるけれども、「追いつき追い越せ!」って気持ちを忘れずに、医療従事者の皆さんに頑張って欲しいなあって思った。

 そして1番需要の多い患者はやはりダントツ「糖尿病」の方。
 私には関係ないって思ってる日本人は、沢山いる。
 だけどその数はとにかく増えていて、本当に侮れませんよ~!
 糖尿病予備軍は日本でもひと昔前までは10人に1人の割合って言われてたけど、近い将来5人に1人っていうぐらいの増加率。
 皆さん気をつけましょうね!
 特に甘いものが好きな方、運動を全然されてない方、ご注意を!(糖尿病に)なったらとにかく大変ですから。
 
 
 追伸
 先日(の月曜日)、山口市のとある場所で講演の依頼があり行って来ました~っ!
 その時のお話、また来月あたりに書かせてもらいますねっ。
 対談形式の講演でとても楽しかったです。
 来月も防府市と周南市に2回行ってきます!
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