9月13日(木)
このあいだも書いたことがあるんだけど、
「足が痛くなってから靴を考えるのではなくって、そうならないように予防することが大切。」って話。(8月5日にも書いてたけど、余裕のある方は是非遡ってみていただけると幸せますっ。)
でも、
「足が痛くなったらムッシーを思い出すっ。(笑)」なんて言われながらやって来られる方が最近目立ちますっ。。。(笑)
(山口市の)E・Oさんもそのお話をしたら
「まさにそのパターンですっ(笑)。」って(笑)。
初めて来店された時に購入されたサンダル、革がちぎれかけながらも愛用されてたようで今日履いて来て下さってた。
それにしても、4年ぶりの御来店。
もちろんその間、他のお店で靴を購入されたこともあっただろう。
だけど、
4年経っても、やはり当店を選んでもらえた事って、ほんとに嬉しかった。
間が空いても、また再開できることって、本当に凄いことだと思う。
当分行ってないお店って、足を運ぶのは案外勇気がいったりするし、エネルギーを使ったりもする。
それでもやって来て下さったE・Oさんに感謝ですっ!
このコラムを読まれている方で、当分足が遠のいてる方もきっといらっしゃると思う。
でも、いつでもムッシーは待ってる。明日でもあさってでも、1年後でも、5年後でも!
なのでいつでも気軽にお立ち寄りを!
雑談だけでもウェルカムッ!
事実、そんなお客様も沢山いるっ(笑)。
これからも、縁を大切にしていきたい。
9月8日(土)
「ムッシー」から見た愛着を感じる靴。
(山口市の)S・Oさんの靴は、いつ見てもそう感じる。
写真の靴。
当店で以前買ってくださった。
「右足の小指の上の辺りの革が裂けてきたのでなんとか修理が出来ますか?修理内容はお任せします。靴がダメになるまでまだ履ければ履きたいので。」
とのことで預かった。
(ちなみに写真はすでに修理をした後のもの。革の上から補強の革を充てての修理。)
ほとんど毎日使用されてるようで、かなりクタッとしてきてた。
それでもちゃんと手入れが行き届いていて、預かった時も本当に綺麗だった。
靴に限らず、手入れの行き届いたものに、愛着ってあると思う。
ボクが以前、修理会社にいた時にお客さんがよく言ってた。
「これ(修理に持ってきた靴)はもう○年も履いてるけど履き心地が良くって手放せないから修理して。」って。
何年も履いてても、全く手入れをしたことのないような靴が案外多かった。
たしかに長く履けば(使えば)愛着が湧くのも当然だけど、それってほんとの愛着?!って思ってしまう。
今日の夕方、先日預かってたサンダルの修理を受け取りに(山口市の)T・Sさんのお母さんが子供と一緒にやって来られた。
カカトをくるむ内側の革(靴の部位の名称では「すべり」っていうところなんだけど)がボロボロで、靴底もかなり傷んでて、修理費用も合わせて3000円弱。そのぐらいの金額ともなると、簡単に市販のサンダルが買えてしまう。だけど、
「季節的には後2ヶ月ぐらいしか履けないんだけど、子供が気に入ってるから履かせてあげたい。」ということだった。
たとえ短い期間であってもそんなふうに履かれる靴こそ、「ムッシー」は、「愛着のある靴」だと感じる。
9月3日(月)
前回の続きっ!
前回の話では、「H・Sさんの話」ってことで終わってしまったけど、「H・Sさんについて話す」というよりは、今回購入してくださった靴の話かなっ。
2007年4月12日の「コラム」、もしよかったら、是非遡って読んでいただきたいっ!
そう、その時は、ウェディングシューズのご相談だった。
でも当店ではもちろん取扱いがない。
「何とかしてあげたい。」
相手が本気で真剣に考えてくれてるなら、ボクだって自ずとそうなってくる(笑)。
以前当店でパンプスを購入してくださった際に、
『これと同じもので「白」があったら。。。』と話された。
履き心地も凄く気に入ってくださり、たしかに同じタイプで「白」があれば言う事なしだ。
早速メーカーに掛け合う。
で約2ヶ月が過ぎ、ついに、「白」のパンプスが出来上がった。
厳密には、パール調のオフホワイト。ドレスもオフホワイトということで、バッチリだ。そしてなによりも良いのが、式の後でも普通に普段履けてしまうデザインだし、色も!
購入されて帰られた後でメールが届く。
1番のこだわりは、ドレスではなく、「靴」だったとのこと。
「慣れない靴を履いて、慣れないドレスを着るなんて有り得ないですから。」と。
ウェディングドレスの下って、ほとんど見えることはない。
それでも、その見えないところにこだわる。そういうところって凄く好きだ。
結婚式では足に合わない靴、それもヒールが物凄く高い靴、おまけにレンタルっていうのが一般的だけど、(足の痛みを)我慢しながら作られる笑顔より、足に合った靴を履いて、自然にこぼれる笑顔のほうがやっぱりいい。
もちろん「白」の靴だったらなんでも良かったというわけじゃあない。
そんな無理を聞いてくださったメーカーのIさんに感謝っ!
思いが伝わって本当に良かった。
H・Sさんも、凄く喜んでくださってましたよっ!
H・Sさん、改めて、挙式の日が最高の1日になること、願ってますっ!
8月31日(金)
最近お店に足を運んで下さる方の年齢層が、グ~ンと広がってきた。
ボクにとっては凄く嬉しいことのひとつ。
お店を始めた頃は、「足に良い靴」=「年配の人が履く靴」的なイメージが、靴を購入する側にとっては強かったのかもしれないし、足が痛くなかったらなんでもOKってところがあるんだと思う。今でもそういう人たちは多い。
けど今、見栄えが良くってカッコいいヒールの高い靴を履き続けて先々苦しむよりも、快適に歩ける楽しさを選択することのほうが大事だし、足に無理な靴を履いて良いことなんてなんにもない。
(正確には)今日の午前1時ごろ、メールが届いた。先日来店されたA・Mさんから。
山口市に住んでいる友人のもとに遊びに来た際に、その友人に誘われて当店へ。
足に合う靴、そして気に入る靴が、なかなか見つからなかったようで、どこへ行かれても常に靴屋やデパートの靴売り場には足を運ばれてたようだ。もともと靴が好きなようだ。
届いたメールでは、購入された靴の、ほっこりした形や、履き心地を凄く気に入ってくださったこと、立ち寄られた際に他の靴を試し履きされて気になってたことを相談、、、などなど。
読んでて嬉しかったのは、
「山口に住んでいれば、今日にでも再訪問したいくらいです…。」というお言葉。
一緒に足を運んでくださった山口市のOさん、また是非お立ち寄りくださいね!
そしてA・Yさんも、宮崎県からだとかなり遠いですが、でもまたきっとお会いしたいものですっ!
コラムも遡って読んでくださったようで、ありがとう~っ!
重なる時は、毎度の事ながら重なっちゃう。
今朝の話もやっぱり書きたい。
山陽小野田市のM・Yさんも、やっぱり若い方。
以前、関東に住まれてた頃からも、当店で扱っているメーカーと同じ靴を履かれてた。で、こちらに引っ越されて来た時に、靴の修理の依頼や新たな靴の購入など、本当に遠い所から足を運んで下さるお客様の1人。
今は、ほんとに大きな1歳にもならないお子様を抱えての御来店。
先日、たまたま愛用していたサンダルの修理を2足、(たしか2週間ぐらい)預かってたんだけど、そのあいだは以前買われた市販のサンダルで過ごされていたとのこと。
で、印象的だったのが、
「やっぱり(履き心地が)全然違う(笑)。他のは履けない!」
体は正直!
今日はMBTを購入して下さったM・Yさん。無理なく焦らず徐々に慣らしていってくださいね!
靴だけではなく、人柄もとても「ほっこり」されてるお2人だった。
本当はもう1つ書きたかったお話があったんだけど、、、また次回!
今日の夕方やって来て下さった山口市のH・Sさんの話!
自宅に帰ってビックリだったのが、M・YさんからもH・Sさんからもメールが届いていたこと!そしてお2人とも、いやいやA・Yさんも含めると御三方!凄く丁寧なメール、ありがとうございました!取り急ぎお返事させていただきましたがまた改めてメール、送らせてくださいね!
それでは続きはまたっ!
靴の大切さを分かってもらえる若い方が、これからも増えていって欲しいな~
8月28日(火)
午前予約のお客様が帰られた後、12時に、3組のお客様が重なった。
やばっ。って感じ。3組も1度に対応出来ないから。
時々そういうことがあるんだけど、今日はなんだか違う「時」の流れだった。
3組が、気さくに話しかけあって、3組で話が盛り上がる。
自然な流れで。
やっとお店を見つけてやって来て下さったという山口市のK・Aさん、
「今度旅行に行くんだけど、(主人と)一緒に行ったらおもしろ~ないから、友達と行くんよ~(笑)」
で、そのための靴探しに。
いつも当店を利用されている山口市のE・Oさん、
「いつも私ばっかりいい靴履いて、主人が可愛そうやから今日は連れて来てあげた。(笑)」
お2人とも対照的だけど、その時の会話、とても楽しい「時」だった。
最後に靴選びとなった、防府市のH・Iさん。
「K・Aさんの話を聞いてると、凄いなあって思った。私ももっと頑張らないといけないなあって。」
というのもK・Aさん、もうすぐ80歳になられるというのにこんなこと言っていた。
「夫は元気がいいのに私はこんな有り様。足が痛いし膝も痛いから長くも歩けない。だけど絶対夫より長生きしたいからっ。」って、笑いながら話されてた。
長く生きるためにも「靴」って大切なんだなあって、改めて思い知らされる。
で、結局H・Iさんが帰られたのは、15時を回ってた。
1足の靴選びに費やされる時間。
「何時間でもいいよ(待つよ)。」
そんな思いを抱きながら足を運んでくださった3組の皆さん、本当にありがとう。