top

7月12日(木)

photo1
 話の流れで(何故か)絵画教室の話に。

 今までは、先生に提示された被写体を描かれていたとのこと。
 今度からは、「描きたいというもの(被写体)をご自由に描いてください。」ということだった。

 山口市のOさん。
 「息子の今まで履いてた靴を描くのです。」そう言ってくださった。


 「靴」。
 やっぱり絵になるんでしょうね。
 「描きたい」って思われた、ムッシーの靴。
 靴を売る側からすると凄く嬉しい。

 履けなくなっても、「絵」として生まれ変わるっていうことも。

 新たな息吹。

 いつか、出来上がったときには、その絵を見てみたいっ!

 それに負けないような写真をこれからも、撮り続けよう。

7月8日(日)

photo1
 今日の「ムッシー」は休み。

 あまり休みの日に山に登ることはないんだけど、しかも日曜日に登るなんてことはほとんどない。人が多いのは苦手だから。
 それに最近は、仕事前に山に行くことが多かったし。でも先週は、山に行くタイミングをずっと逃してたので今日の早朝、山に。


 驚いたのは、山頂で初めて会った方と、話が盛り上がり、一緒に下山してた時に、(山口市の)K・Kさんの話が出てきて、お互い知ってたのにビックリ。そしたら下山途中に、なんとそのK・Kさんとバッタリ!(ちなみにムッシーのお客様でもある。)K・Kさんも、あまりその山には日曜日には来ないんだとか。
 凄い偶然にビックリだった。

 で、1度家に帰宅して、それから用事があって、自転車で出かける。往復10キロちょい。(休みの日は、アスファルトを歩くことは意外と少ない「ムッシー」です。)その帰りに、うどんを食べて帰った。

 そしたらここでも(広島県の)K・Iさん御家族の姿が!!
 そこのうどん屋、十数年ぶりに行ったんだけど、ほんとビックリ!

 で、帰ってきたら、早速メールを頂いてた。(ありがとうございますね、また近いうちにお返事、書かさせていただきます!)

 K・Iさんも驚いてた様子。
 「私がずっとお店に行きたいと思っていて行けずにいるから、神様が絶対会わせて下さったのだと自分の中では確信しています。」

 そんな嬉しい内容だった。

 ほんとに会えて良かったぁ~!
 どちらも、30分でも時間がずれてたら、会えてないんだから。

 やっぱり常に行動あるのみ!
 魚で言うと「マグロ」の「ムッシー」。

 止まってられないんですね(笑)。

 でも、アクションを起こせば、きっとそこには何かがある。
 だから「マグロ」を止められない(笑)。
 
 梅雨真っ只中だけど、ツバメが飛び交う姿のように、気分は爽快な1日でした!

7月7日(土)

photo1
 人それぞれに色んな思いをや悩みを持って、お店にやって来られる。

 足に合った靴選び、それは今もお店を始めた頃も変わらず、足の痛みや、変形した足(や指)、歪んだ体に悩みを抱えてやって来られる方は多い。

 話してると、「こんな足だから、足に合う靴もねえ~。。。」と、元気のない声を聞く時は多く、ボクもなんだかその空気の中に飲み込まれそうな時がある。



 山口市のY・Kさんと話してると、そんな面影はどこにもなく、自分の現状(不自由な体)をしっかり受け入れて、そして前へ向いて、生きているたくましさを感じた。
 (山口市の)Tさんから聞かれたとのことで多分すぐの来店だったようで、今回購入された靴の履き心地を気に入ってくださったようで、
 「なんでTさんはあたしにもっと早く(こういう靴屋があるのを)言ってくれなかったんかねぇ!」って、怒るでもなく、笑みを浮かべながらそう話してくださった。
 「Tさんがこの店に来られたのも最近のことだったので。」と伝えたら、「そうだったんだね。それは失礼(笑)!」と。

 現在77歳。足も変形し、膝に痛みを抱えながら、歩くのはやっとのことなんだけど、それでも笑顔の絶えないKさんと話してて、ずっと楽しかった。



 今日も車椅子に乗って、周南市から、Hさん親子が!

 歩けない。人の支えがあって立てるのがやっと。だから靴を履いて、歩くことはないけれど、それでも靴選びは前向き。

 いつも可愛いデザインの靴が履けなかったようで、ピンクのサンダルを見た時の顔は、「やったーっ!私にもこういったのが履けるんだっ!」足を入れて履く前からそんな目をしてた。お母さんもそのサンダルを我が子が見た「目」を横から見てて、「履かせてあげたい!」っ顔をされてた。そして帰り際には、「祭事用のパンプスも、足に合いそうな靴が見つかったら連絡して!」と。

 そんな2人が凄く微笑ましかった。


 笑顔

 歩くことが大変でも、そんな顔を絶やすことなく、前に歩まれてる2組。


 全ては気持ちの持ち方次第だなあ~。

 沢山の「笑顔」をありがとう!

7月5日(木)

photo1
 便利なものへ、人は流れていく寂しい世の中。

 もちろんボクだって人間だから、多少なりともそういったものを無意識に使っていると思う。とはいえ、そういった物は出来るだけ遠ざけている。事務的に、というよりは、ボク自身そういう性格なんでしょうね。そういったものはあまり受け付けないのかも。


 時々やって来る、「レジ」の営業の方。
 「ムッシー」にはレジがない。
 だから「(レジを)置きませんか?」と。

 今年で店を始めて6年経つけど、レジがなくて困ったことは1度もない。

 「あったら便利ですよ!」
 って言われた。たしかにあったら便利なのは分からなくもない。
 だけど、ボクが「便利」という物と折り合いをつけるのはなっかなか難しいですね(笑)。そんな言葉では、ボクは落ちない。。。(笑)おそらくこれから先も、レジを置くことはないでしょうけどね~。。。


 「必要」と感じたら、素直に取り入れる。
 でも「便利」とはちょっと違う。

 
 ある意味、「不便」を売りにする業者の方が営業に来られたら、ボクは飛びつくかも?!(笑)

 これからも、いつまでも、効率が悪くても、「手書き」の伝票を愛用してるでしょう!はたから見ると、面倒じゃないっ?って思われるかもしれないけど、ボクの中では1番無駄がないって勝手に思ってる。

 レジのない靴屋。
 そんなお店がひとつぐらいあってもいいですよね?!

 
 追伸
 レジを置いているお店を批判しているわけじゃないのでくれぐれも誤解のないように!
 必要に応じてとりいれるのは、当然ですからね!

7月2日(月)

photo1
 今日は(店は)休み。

 家のパソコンでメールを読む。


 最近、人の、「生」や「死」の話が耳に入ったり、連絡があったりと色々。

 このあいだも山口市のM・Mさんがやって来られたときに、(山口市の)Yさんの凶報を。。。まさかとは思った。
 凄く個性的で、話してて楽しい方だった。送ったDMハガキが戻ってきた時は、どこかに引っ越されたものだろうとばかりに思ってたんだけど。。。


 先週も、山口市のK・Kさんが、知人に聞かれてムッシーに初来店!で、話してたら、(宇部市の)A・Mさんが、亡くなった、とのことだった。
 正直かなり参った。。。

 ボクは趣味で、山を歩いてる。その前は、岩を登ってばかりだった。
 いわゆるフリークライミング、俗に言うロッククライミング。

 まだボクが岩(登りを)を始めて間もない頃、Mさんと、山口県の陶ヶ岳(の南峰)で出会った。お互い別グループだったんだけど、たまたまそのときお誘いがかかり。
 それ以来いつもMさんと山に行くことが多く、2人で行くこともよくあった。たまたまボクの仕事が途中で変わった関係で、ずっと疎遠になってたんだけど、Mさんなら今もずっと元気に山三昧の生活を送ってるだろうってずうっと思ってた。
 凄い人だった。ジャンルにとらわれることなく、「山」(登山)も「岩」(クライミング)も、沢登りも氷壁も、マルチにこなす、スーパーマン。山岳会の講習などの指導や、本の出版など、常に山一筋の人だった。

 永眠55歳。
 ボクに、山の楽しさや苦しさ、怖さ、恐ろしさ、そして、素晴らしさを教えてくれた人。

 よく考えたら、これはちょっとプライベートな話だったけど、でも、お客様との出会いがあって、知らされたこと。だから綴らせていただいた。

 未だに信じられないんだけど、お二人のご冥福を、ただただ祈るばかりです。


 でも、凶報ばかりではない。

 吉報も!!!

 山口市のWさん御家族、わざわざ第3子の御生誕のご連絡、本当にありがとうございました!!!まだまだ大変そうですね!!でも、そんなお話がまたボクを元気にさせてもらえる!落ち着いたら是非お子様の元気な姿、拝見させてくださいねっ!


 そして今日、広島県のM・Mさんから!

 以前、2回ほど、お母さんのことを書かさせていただいた。
 ちなみに2006年6月27日、それから2007年2月24日、コラムを遡って読むのは大変ですが、お時間のある方は是非是非読んでみてくださいっ!

 嬉しいメール!

 ボクのコラムで、
 「読んでいるうちに、涙が止まらなくて・・・・」

 そんなふうに思っていただけて、本当に嬉しかった。
 思いが伝わっていたんだなあって。

 久々ボクもさっき、その時のメールを読み直したんだけど、思わず目頭が熱くなり、、、、、(笑)ダメですね。。。
 でも、M・Hさんを思い出すと、、、、、


 そしてついに、(その時のコラムでも書いた)第2子誕生のご連絡が!
 生まれ変わりですね!!!

 会える日が今から楽しみです!!!


 「命」を交えた出会いや別れ。
 人生はほんとにはかないけど、一瞬の喜びを求めて、また明日から店に立とう!

 勇気を与えてもらえた休日でした。
back・next