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2月25日(土)

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 某靴メーカーのTさんが辞められると知った時は、急だったこともありショックだった。
 知り合ってあまり長くはなかったけど、靴に対する思いが通ずるものもあって嬉しかっただけに、本当に残念で仕方がない。
 最後に話されてた言葉は印象的だった。

 「今、多くの靴メーカーは、(質を下げて価格を落とし、買ってもらいやすいように)売りに走っている傾向がある。だけど安くすることによって、たとえ仮にその時その靴が売れまくったとしても、いつかそれ(靴)は死んでしまう。20年近くこの(靴)業界にいたけど、本当にいい靴も、売り手が駄目にしてきたのを何度も見てきた。だから(本当にいい靴であれば)多少値段が張ってもそれを貫いていくべき。まわりに流されてはいけないよね。」

 ムッシーの靴屋としてのスタンスは、Tさんの思いと一緒。

 価値ある商品をこれからも変わることなく大切に扱い続けていきたい。

2月18日(土)

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 「いつも(私が)足や靴のことに悩んでたから(子供には)同じ思いをさせたくない。」そんなお母さんは後を絶たない。

 今や足の変形や痛みを持つのは大人だけのものではなくなってきている。
 だけど、まだまだ「予防」という意識は低い。

 (子供の)足は、常に靴や靴下で覆われている。だから変形があっても(親は)気付かないことが多い。そしてそれは学校の先生も。
 まだ一部の学校では(靴の)色やデザインの指定があるところも。ボクも小さい時は、指定の靴があった。たまたま足の変形はなかったけど、悩んでいた子は間違いなくいたはず。学校の決まりというのは子供の時のボクだって分かるから親に与えられるがままに(指定の靴を)履いていってたけど、通学用の靴やうわ靴(室内履き)の指定がなぜ必要なのか、大人になった今でも分からない。誰か分かる方がいたら教えて欲しい。だってみんな顔や体格も違うのに履いてる靴は一緒って、おかしすぎる。それも全校生徒が一緒だから。
 誰かは無理をしているし、事実ムッシーにも整形外科の帰りに相談に来られる親子は多い。

 お店をはじめた頃からボク同様、(いやそれ以上に?!)子供の足の環境を考えてくださっている山口市のYさんの支えは力強く、本当にありがたいです。

 全ての子供の足に自由を与えたい!

 ムッシーももっともっと足や靴のことに多くのお父さんお母さんが関心を持ってもらえるよう、そして子供を取り巻く(足を含めた)環境が、少しでも良くなっていくよう頑張っていきますね!

2月14日(火)

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 ほんとは今日書きたいコラムが他にもあったけど、バレンタインデーにちなんでチョコの話を。(というわけで次回もお楽しみに!)

 チョコといえば「チロル」!!
 バレンタインともなるとお店のあちこちでいろんなチョコレートが売られているけどボクにとっての「キング・オブ・チョコ」は間違いなく「チロル」だ。ベルギー産の高級チョコよりも!
 中に入っているネバ~ッとした触感がたまらなく大好き。
 今日も家族からもらったチロルを久々口に。
 チロルの中でもボクが好きなのは昔からの定番、コーヒーヌガー味。今回パッケージを見てビックリしたのが社名が変わっていたこと。(以前はたしか「松尾製菓株式会社」だったはずだけど、現在は「チロルチョコ株式会社」に。ちょっとオタクの世界?!まーそんなことはどーでもいっか~。)
 10円だったチロルも今は20円のものが主流で、倍になった価格にはちょっと辛いところもあるけど仕方ないところ。(というのも10円のサイズだとバーコード表示を入れることが出来ないため、20円サイズが生まれたという話。)

 姿・形は変わったとしても、「チロル」同様変わらぬ思いをムッシーも「コラム」として末永く伝えていきたい!

2月12日(日)

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 靴を売るのが靴屋の仕事、だけど修理も毎日欠かせない仕事のひとつ。 
 今回もフィンコンフォート(ムッシーで扱っているドイツの健康靴)のオールソール(靴底)の交換を。
 初めてフィンコンフォートのオールソール交換をした時は感動した。材質がポリウレタンという合成ゴムでありながら、糸と針でしっかり縫いつけていくことが出来る。やり方を覚えたら、機械は必要とせず誰でも簡単に修理が出来るのも凄い。また縫い付けることによって、そこから雨などの水が浸入しない構造になっているのには驚いた。(さすがドイツ靴!)
 同じメーカーの同じ靴でも履く人によって靴の傷む場所や程度は全く違ってくる。
 他のお店で買った靴も沢山やってくるけど、靴の修理は発見の連続です!

2月8日(水)

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 「昔履いていた靴が履けなくなった。」と。
 今まで履いていた靴自体になにか問題があったという訳ではないと思うし短期間で足の形が変わるわけではないけど、ムッシーで買っていかれた靴と比べた時に、履き心地だったり、(幅を含めた)サイズだったり、体の負担だったりなどなど違うよう。
 足に合った靴を知るということはとても大切なことだと思う。
 そして靴は見た目だけじゃあないということも。
 今回も前回同様デザインよりも、使いまわしの効くプレーンな黒の靴を選ばれた山口市のK・Tさん。
 見た目はどこにでもありそうな一見普通の靴。だけど他とは違う快適さがここにある。
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