10月29日(日)
先日立ち寄られた時は、たまたま来店された方が重なったため、ゆっくりしていただけなかった。だから
「また来ます。」
となんの躊躇もなくそう言い残されて帰られた。
自分の靴を選ぼう!と考えた時、お客様どおしが重なると、落ち着いて靴選びが出来ないのはよく分かる。ボクがお客の立場に立って考えた時もそうだから。
お客様なりにゆっくり選びたいし選んで欲しいしボクも選んであげたい。午後は予約という形をとっていないので遠方の方は本当に大変なはず。
「健康維持でウォーキングを始めたいから。」ということで今回改めて出直され、今日やって来られた。
「(店に来るまでは)今日は大丈夫かなあ、、、?」て思われてドキドキされてやって来たとのこと。そんなふうに思われながら店に足を運んでくださる様子を聞いただけでとても嬉しかった。
「朗らか」と言う言葉がぴったりのご夫婦。いつもニコニコされてて、雰囲気が巨人の長島元監督のような人。(ちなみにボクはアンチジャイアンツですけど、、、笑)
笑われる時も「フォッ、フォッ、フォッ(笑)」と、見ているボクもなんだか心が和む。
光市から今日も足を運んでくださったけど、本当に頭が下がる思い。
時間にも心にもゆとりを持たれている60代のS・Nさん。見習うべきところが沢山ある方ですっ!
「今までは靴ってなんでも良かったし困ることはなかったんだけど、この年になって靴の大切さを実感している。」
と。
早いに越したことはない。
足に合う靴を履くのは健康を維持する上で本当に大切なこと。
これからも沢山歩かれて、今の健康を維持していって欲しい。そして気持ちも今のまま、若くいて下さいね!
そしてS・Nさんご夫婦がいずれ、やがて歩けなくなるその時まで、ずっと支えていてあげたい。
10月26日(木)
靴下の厚みって、靴の履き心地に物凄く影響する。
厚さが違うだけで同じ靴でも履いた感じが全然変わってくる。厚さが変わらなくても普通の形状のものと5本指のものでもかなり違う。
だからお店(ムッシー)で靴を選ばれる際には普段いつも履いている靴下を持参されることが望ましいねっ。
ムッシーにも一応靴下を置いてはいるけど必ずしも普段履かれてる靴下の厚みと一致するわけではない。
なかには普段履かれてる靴下とストッキングをいつも持参される方もいる。紐の靴は靴下で、パンプスならストッキングで履いてみるといった具合に。
子供の靴選びも一緒。まだまだ日中は暑いから裸足にサンダルでやって来られるってことは多い。それでも靴を選ぶということで靴下を持ってこられるお母さんはなんだか感心する。
子供の靴選びは、足のサイズが大きくなることを確認するのも大切なんだけど、足に合った靴を選ぶことが1番重要。
何気ないことなんだけど、そんなところまで意識して靴を選びにやって来て下さる方が随分増えてきたなあ~
1足の靴と向き合う真剣さが靴下からも伝わってくる。
本当にありがたい
10月21日(土)
靴屋のコラムだから、靴のこと、足の事、そんな話を書けばいいんだろうけど、なかなかそうもいかない事が多い。
書こうかなあって思ってたことが書けなくなってしまう日も多い。
その日に感じたことを出来るだけその日のコラムにしたいから。
ボクのコラム、やっぱり「出会い」を綴りたくなる。
出会いはいつも突然だ。
だから今日もそんなコラムに。
足に合ったブーツをず~っと探されてた。デザインに特別こだわりがあるわけでもなかった。足が変形してるわけでもなく。
だからブーツもすぐに見つかるように思えたんだけど、なかなか(足に)合うものがなかった。
そして2年も待ってくださった。
随分お待たせしましたっ!
他のお店で探されることもなく、辛抱強く?!「ムッシー」を頼ってくださった。
今回やっとしっくりくるブーツが見つかりボクも安心した。デザインも少し迷われたけど、シンプルなこの(写真の)ブーツを選ばれた。
そのことだけでも十分嬉しかったからここでコラムは終わりでも良かったんだけど。
「今、癌(がん)なんです。」
そうあっさり言われると、ボクも返す言葉が見つからず、唖然とするばかり。
福岡県のHさん、癌(がん)との闘病生活を現在も送られている。そんな中、わざわざ前日に山口のホテルに泊まられて今日朝1番にやって来られた。
話をされている中でも辛さなんてところは微塵も見せることなく、Hさんの笑顔の奥に潜む「人間の強さ」にただただ圧倒された。
常に恐怖や不安と戦っているはず。
だけど子供がいて、そして孫がいる。だから病には負けてなんかいられないんだろう。
そんな姿を見て育つ周りの御家族が、ある意味羨ましくも思えた。
御家族のためにもHさん、ご自愛を!
10月20日(金)
黙々と靴の修理をしている夕暮れに、気が付いたら店内に。(失礼しました!)
約2年ぶり。
ず~っと気になってた。どうされてるかなあって。
当初お店に足を運ばれてた頃は、いつも母親の靴選びに付き添われてた。だからご本人よりも母親のほうがお店を気に入って下さって足を運ばれてたっていう印象が強かった。そんな中、いつしかご自身の靴も購入してくださるようになり、、、
年に何度かお2人の姿を。そして時々メールも送ってくださってた。
なんだろうなあ~、、、いつも頻繁に会っていたわけでもないんだけど、そして店でも凄く話しこんでた~って感じも全然なく、仲が特別に良いお客様ってワケでもなかったんだけど、常に頭の片隅に存在していた。不思議なオーラを発してたのかなあ?!(笑)いや、そうだと思う!(笑)
それから当分(1年以上かな?!)お会いしてなかったのでどうされてるかなあって思ってたんだけど、ある日メールで元気にされてることを知り、本当にホッとした。
たまたま付けたラジオでムッシーの声が流れてたり(以前FM山口に1度だけ出てたことも)、たまたま付けたテレビにムッシーが映ってたりと、会えない中にもどこかで繋がってたということだった。
今日、靴の修理を片手に久々に会うことが出来、お顔を見れてメチャクチャ嬉しかった。
2年前とは髪型もかなり変わってたせいもあってか印象も違って見え、思わず
「5歳ぐらい若く見えますねっ!」ってボクの中ではちょっと控えめに言ってみたんだけど、正直なところ、10歳は若返って見えましたよっ!山口市のK・Aさん!
これからもずっと、今のままでいてくださねっ!
K・Aさんの生き方がきっと(ボクには)共感でき、心の中にいつも住みついていたような気がする。
夕方のわずかな時間の中で、Aさん御家族と会えなかった間のお話が聞けてこれまた嬉しかった。
「ムッシー」をやっていて、幸せに感じることは色々あるけど、お客様が本当に身近な存在に感じる瞬間もその中の1つだなあって、、、つくづくそう感じた閉店前のムッシーだった。
10月18日(水)
なぜムッシーに足を運ぶのか、、、?
本当の所はボクには分からない。本人じゃあないから。
最初のきっかけは色々あると思う。広告だったりテレビだったり(ご存知の方もいるとは思うけど、過去に取材を何度か受けたことも)、知人に聞いたり、町はずれにポツンとあるのが気になってたり、、、そんなところかな。
でも2回目以降は、ん~、ボクは靴の履き心地を気に入って来て下さる方だけだと思ってた。
だからこの頂いたメールは意外でビックリした。
「(コラムの)ネタに困った時の材料にでもなれば(*’-^)-☆」とのことで、今回別にネタに困ってたというわけではないんだけど、いつかはここに掲載しておきたいなあってメールだったので使わせて頂くことに。
(このメールの掲載に際してはご本人様の了承を得ておりますので。頂いたメールを勝手にこのコラムに活用するということは決してないので皆さんご心配なく。)
で、今回のコラム(を読むの)が初めて!って人もいるかもしれないのでここで一応断っておくけど、ボクは足のエステをしてるわけでもなければ足つぼマッサージをやってるわけでもない。かといって足フェチでもありませんから(笑)。ただの靴屋です。なのでくれぐれも誤解のないように!それから頂いたメールの一部をそのままそっくりコピーしてここに持ってきてるのでもちろん修正はしておりませんよ!
私がムッシーに通う(ってほど通ってないけど)理由をひとつ告白しますと、ムッシーでは「足を大切に扱ってくれる」からなんですよね。
初めてムッシーに行った時にすごくそれが新鮮で感動したんですよ♪私は多分、自分の足がそこにあるって事すらも気付いてないみたいにぞんざいに扱ってる私の足を、まるで宝物のように大切扱ってもらったのがすごくうれしかったんだと思います(笑)あれは実は“足”が喜んだのか“私自身”なのか…?実は“足”自身が喜んだのを私の感情にすり替えられたのかもしれませんねぇ?なんてスリラー(笑)でも、あれからすご~く時々ですけど“足“をケアしようかな?って足の存在を意識するようになりました。私の足も喜んでる事でしょう(笑)
その後たま~に何年かに一度伺った時も最初と変わらず大切に“足”を扱って下さるから、今でも“足が向く”んだと思いますよ(笑)これからもず~っと変わらずにいてほしいです(o^-’)b
そんな想いから足を向けてくださる方もいるんだなあって。その方の足を特別扱いしているわけではなくみんな同じ対応をしているんだけど、人によって受け方というか感じ方って、違うんだろうなあ、、、
ちなみに「足の取り扱い方」とか「靴屋としての足との接し方」なんて講習会や研修はおそらくというか多分ないと思うなあ。あったら受けてみたいんだけど(笑)。
いつもコラムにも書いてるけど、靴屋という店の中においてもやっぱり主役は(お客様の)足ですからねっ!