7月19日(火)
自分の足のサイズを知らない人は多い、というよりほとんどの人かもしれない。だから実際にサイズを測ってみると、本人が思っているサイズと違うことはよくある。日本人はよく、甲高で幅が広いって言うけど、自分の足もそうなんだと思い込んでいる人も少なくない。
ボクも多くの人と同じように、足の正確なサイズはずっと知らなかったし、どんなに高級な有名ブランドの靴を試し履きしても、サイズを測られたことは1度もなかった。
最近ようやく、サイズを測って靴を販売するお店も増えてきたけど、実際のところまだまだ本当に少ない。足のサイズ計測は、足に合った靴を販売するうえで最低限の目安であり、靴選びには欠かせないと思う。足が常に成長している子供だったらなおさらだ。
足に合わない靴は足だけではなく、将来、腰や膝など身体を支える色々なところに負担が出てくるもの。
靴が身体に与える影響が大きいことに気づく人が増えたら、サイズを測って靴を買う人も、売るお店も増えるんだろうな~、、、
日本の靴に対する意識がもっと高くなることを願って。
7月8日(金)
久しぶりの講演!ある学校からの依頼で、即了承~!とはいうものの、大勢の前で話すのは大の苦手、日にちが近づくにつれて、緊張が増していった。
苦手だったら最初から講演を引き受けなかったらいいのに、って思うかもしれない。じゃあ何故引き受けるの?と。
今の靴屋もそう、講演も。誰かがやらなきゃあ本当に大変なことになる。そんな使命感に駆られて、本能的に動いてるのかもしれない。
上手く話せないかも。だけど僕の思いはきっと伝わるはず。
講演をしている自分にとっては講演の内容がよかったかどうかは意外と分からない。でもしゃべるのが下手くそなりにはなんとか頑張れたと思っている。
本当に多くの子供の足が病んでいる事を、凄く今回痛感した。日本の靴文化の遅れにもっとみんなが危機感を持って前向きに歩んでいって欲しい。
これからも、子供に限らず、足と靴の本当の大切さを多くの人に知ってもらうために、これまで同様、常に啓蒙活動をしていきたい。
今日の講演を企画され、今日まで頑張ってこられた委員の方々、そして今回の講演の主旨を理解してくださり、場所を設けてくださった学校関係者の方々、それから本当に蒸し暑い中、貴重な時間を割いて足を運んでくださった皆様に本当に感謝!!
本当に多くの方たちにお会い出来た今日はとても幸せでした。
7月2日(土)
久しぶりのセミナー受講。
気になる靴関連のセミナーがあると、迷わず足を運ぶ。日本初公開、ということで以前からかなり興味のある内容だった。足を運んでみると、本当に靴が好きな人たちばかり、全国各地から70人以上も!受講生の中にはドイツで国家資格を持つ靴のマイスターもいたのにはビックリ。山口県からは自分1人だけだったのはなんだか寂しい感じ。セミナーの内容は、驚きの連続で、とても満足のいくものであり、行って本当に良かったし、今後お店でも役立てていきたい。
今回は飛行機で東京に。時には仕事が終わった後、研修を受けるために、夜行バスで東京に行かなければならないこともよくある。好きで行くんだから仕方ないけど。
一人で店を運営していると、店の質の向上のため、そして自分自身のために、どうしても店を閉めないとならない時がある。でもあるときお客様が言ってくれた一言、「質の高い店を維持していくために勉強することは当然であり、大切なこと。」
これからも臨時休業をいただいては研修を受けることは多々あると思うけど、その際はホームページの「お知らせ」のところに前もってご連絡致します。何卒ご理解を!
6月22日(水)
あまりにも突然すぎると人間、喜びをどう表現していいものか分からないものだ。
2年8ヶ月ぶりの来店!お店に入ってこられた時は、その当時と髪型もすっかり変わっていたので、一瞬分からず、本当にビックリした。
ボクが店を始めた頃から、我が子の足の成長を考え、定期的に立ち寄ってくださり、子供靴を購入されていた。その頃は子供靴といっても、リコスタ(ドイツを代表する靴メーカー)1社だけの取り扱いで、種類も本当に限られていた。(大人の靴も2社しかなかったわけだが。)そんな中から、いつも子供の足に合った靴を選んでくださっていた光景は、今でも鮮明に覚えている。
ご家族のご事情で東京に引っ越されてからはお会いできることもなく、みんな元気にされてるのかなあと、ずっと気になってはいた。3月始めに送ったDM(ダイレクトメール)で、ムッシーのホームページが開設されたことが分かると、早速メールを送ってくださった。ひょっとしたら、近々帰省するかも、との事だった。東京だと子供2人を連れて、靴を買いに出かけるのはとても大変のようで困っていたみたいだ。
東京都のT・Aさん、またお会い出来て、本当に本当に嬉しかったです。 そして同じく東京都のM・Aさん、愛媛県のH・Iさん、大阪府のY・Nさん、沖縄県のE・Tさん、などなど帰省の際に立ち寄ってくださる皆さん、本当にいつも感謝してます!偶然にも帰省の際に立ち寄ってくださる方たちは、子供靴に対しての意識が非常に高い。デザインよりも足に合ったもの、という具合で。
一生歩いていく中で、体を支え続ける靴は本当に大事なんだと、高い意識を持つ人がこれからも、少しでも多くなっていったらなあ、、、
6月17日(金)
数多くの流行を生み出したオランダの靴デザイナー「ヤン・ヤンセン」の作品展に行ってきた。
シャルル・ジョルダンやクリスチャン・ディオールなどのフリーランスデザイナーとして活躍してきた人。どうしても見に行きたかったというわけではないが、なかなかそのような作品展を間近で見れる機会もそうそうないと思ったので、北九州まで足を運んでみた。
人が靴に求めるものはなにかを改めて考えさせられた。
「美」なのか、それとも「機能」なのか。
人は皆、カッコ良く見えて、履き心地がいい靴を当然求める。両方を兼ね備えたものというのは靴に限らずなかなかないものだ。
ムッシーで扱う靴は、美を意識して作られた靴もオープン当初に比べるとずいぶん増えたが、やはり機能が優先される商品が多い。そしてその割合が逆転することはまずない。
ボクにとっての「美」とは、その人の生きる姿勢に、生き方に反映されるものだと思っている。いくらカッコイイ靴を履いてても、流行の最先端を行ってても、足が痛くて辛い思いをしている人は実に多い。たとえ野暮ったい靴だとしても、足に合い、颯爽と心地よく歩いている姿が1番美しく見えるのはボクだけなのだろうか、、、
デザインというものとは無縁の小さい子供たちの駆けっている姿は見ていて飽きないものだ。