top

5月9日(月)

photo1
 前職、靴の修理会社勤務。
 もしその仕事に就いていなかったら、ムッシーは100%あり得なかった。
 北九州市小倉まで、往復4時間の電車通勤。全国に展開している修理会社だけど、そんな変わり者は前例がなく、交通費は全額支給されなかった。足りない1万3千円は自分の給料から手出ししていた。(後に特例で、全額支給してもらえるようになった。)まわりからはなんでそこまでして山口から来るの?とよく言われたものだ。好きで選んだ仕事なのでそんな事は気にならず、毎日がとても充実していた。採用してくださった片山さんをはじめ、全てのスタッフの方達に感謝している。
 以前はアパレル関係の仕事で靴を販売していたこともあった。雑誌も日々チェックし、自分の中では靴のことにおいては自信もあり、知っていたつもりだった。でもこの会社に入った時、自分の無知を思い知らされた。バラした靴をもとに戻せて初めて靴が分かるということを。ボクの経験の中では少なくとも靴屋の店員さんより、修理屋のおじさんのほうが靴を知っていると今では思う。

4月20日(水)

photo1
 約1年ぶりの来店だった。半年に1度は必ず立ち寄られていただけに、なにかあったのではと、とても気になっていた。来店される時はいつも前日に簡保の宿に泊まられ、翌日の午前に(予約で)立ち寄られる。昨年から今年にかけて、両目を手術したので立ち寄られなかったということだった。来店の度に靴を購入されているわけでは決してない。高齢ということもあって、体調は常に変化する、それに応じて中敷きを調整されるといった感じだ。1足の靴を通して築かれていく信頼は、ボクにとってはお金には変えられない大切なもの。ムッシーに立ち寄られることを本当に楽しみにしてくださっているのをいつも強く感じる。
 一期一会
 ボクもまた会える日を、本当に首を長くして待っている。
 今年で77才の徳山のA・Sさん、またゆっくり、世間話をしようね。
 そしていつまでも元気でいてくれることを心より願っています。

4月8日(金)

photo1
 ついに、この春から、登山靴を扱うことになった。
 理由は簡単、ボク自身、山が好きだから。

 長い道のりを歩くことにおいて、足にあわない靴は登山に限らず致命傷となる。「登山の後には足が痛くなるものだと思っていた。」と、ある山岳会に所属する人がそう話されていたのにはビックリだった。いくら有名なメーカーでも足に合わなければ意味がない。だからムッシーでは木型(足型)別に商品を揃えている。同じメーカーで同じサイズでも当然履き心地は違ってくる。
 登山には沢山の危険がある。それらを未然に防ぎ、楽しい山行ができるかどうかは靴に懸かっている。足を痛める登山靴では末永く登山を続けて行くことは難しい。

 いくつになっても山を歩きたい方、これから始めてみたい方、今まで履いてきた登山靴を見直したい方、お気軽に御相談を!!

3月31日(木)

photo1
 「以前は1日中歩いたら、子供達はいつも、足が痛いとか歩きたくない!と口を揃えて言っていた。でも昨年末の家族旅行では、本当に沢山歩いたけど、そんな言葉は全くなく、楽しく過ごすことが出来た。」と。
 子供靴の大切さを感じ、今では真剣に靴を選ばれるようになった。
 帰り間際に掛けてくださった言葉。
 「こんなに近くで、こんな靴屋が、そして出会えて本当に良かった。」
 思わず目頭が熱くなった。
 4月から御主人の転勤で、柳井での生活が始まるM.K.さん。
 またこのイスに座って3人のお子様の足の計測が出来る日を、そして御家族の元気な姿を見れる日が楽しみだ。

3月24日(木)

photo1
 靴屋を始めたきっかけをよく聞かれる。
 理由は色々ある。足に合った靴の大切さを1人でも多くの人に知ってもらいたいとか、足や靴に悩んでいる人になんとか力になってあげたいなどなど。
その根底には、やはり靴が誰よりも好きだという思いが強いのかもしれない。そしてその延長線上に、ムッシーという店が出来たのは確かだ。
きっかけは単純で、自分のやりたい仕事が身近になかったから。もし身近でそんな仕事があったなら、ムッシーは存在しなかったし、そこで働いていただろう。
自分で立ち上げるしか道はなく、ボクにとっては追いつめられた中での大きな決断だった。
 振り返るとつくづく思う。靴屋を始めて本当に良かったなあと。
back・next